それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

ノベルジャム2018

BCCKSで電子書籍を買う方法

まもなく平成も終わりということで、昭和の終わりを描いた短編小説はいかがでしょうか? ……と、自著の宣伝をしようとして、 「そう言えばうちの親が買い方わからんって言ってたな」 ということを思い出しました。 僕の『その話いつまでしてんだよ』という小…

一人芝居の出演者を募集しています

一人芝居はこれまで、『答辞』・『人類最後の一人』という二作品をやってきました。 いずれも劇団時代の戦友・辻明佳さんに出演していただきました。 辻さんは僕の書くものに対して圧倒的に親和性が高いので、良く言えば任せられる、悪く言えば怠けてしまえ…

今だから話せる、劇団の解散とNovelJamのこと

劇団バッコスの祭が解散したのは2016年9月ですが、僕個人が解散を決意したのはそれより1年以上前のことでした。ボロ雑巾のようになってしまった頭で何日も考え続け、「ああ、これは解散だ」と感じたある朝のことを今でもはっきりと覚えています。 その時点で…

トークイベント〝本〟と〝デザイナー〟に行って考えたこと

書籍感って何だろう 先日のトークイベント、杉浦さんの「書籍感」という言葉が印象に残りました。 イベントレポート「〝本〟と〝デザイナー〟 町口覚+松本弦人、杉浦昭太郎+山家由希」 https://t.co/gMmrtnGJP2 #noveljam — NovelJam (@NovelJam) 2018年8…

『その話いつまでしてんだよ』改訂版&続編の冒頭を公開します

ノベルジャム2018(2月)山田章博賞受賞作品『その話いつまでしてんだよ』は、当ブログにて【改訂版】と【続編】を無料でお読みいただけるのですが…… 原作を読んだ人にしかわからないパスワードをかけてあるので、BCCKSのように冒頭立ち読みができません。 …

東京の9劇団にインタビューをしてきました

メールでですけどね(・∀・) 萬劇場の自主企画「夏の短編集」に参加する9団体へのインタビューです。 質問は以下の8項目。 劇団名の由来は? 創立はいつですか? 普段はどんな作風ですか? 今回の作品の見どころは? 今回の作品を食べ物にたとえると? 稽古場…

積ん読くずし温泉に行ってきました

先日、ノベルジャム2018で知り合った皆さんと「積ん読くずし温泉」というものに行ってきました。 名称通り、積ん読をくずすためのゆる~い温泉旅行です。 場所は八ヶ岳レジャーセンター。 参加者それぞれ仕事があるので、バラバラに現地集合です。 僕は新宿…

自分がもう34歳だという現実に打ち震える

来年の1月には35歳になります。 (うあああああああ) という思いを禁じ得ません。 現在の、 仕事 住環境 人間関係 ※関わり合いになっている人間が何人もいない(・∀・) について自分では特に不満はないのですが、 世間(田舎の親戚、みたいな視点)から見れ…

費用対効果で考えると虚しいこともしばしば

運営説明会が開かれたということで、またノベルジャムの話です。 今日は五反田でNovelJam運営説明会です #aiajp #noveljam pic.twitter.com/W3onS5wdlY — NPO法人日本独立作家同盟 (@aia_jp) 2018年5月26日 コスパの問題ではない ノベルジャムは「作品の質」…

小説はタイトルや表紙でどの程度内容を開示すべきなのか

小説を作る際、タイトルや表紙はどの程度内容を開示(ネタばらし)すべきなのでしょうか。 「分野や好みによりけり」と言ってしまえばそれまでなのですが、少しだけ踏み込んで考えてみます。 あらすじが超重要 売れ行きに対しては、タイトルや表紙より、実は…

続・ノベルジャム2018体験記

デザイナー・杉浦さんのnoteに触発されて、 思い出したことがありました。 こちらの反省レポートの続きです。 リーダーは編集者 著者・デザイナー・編集者でチームを組む時、一般的に、リーダーになるのは編集者です。 ミステリマニアがミステリに厳しく、SF…

兼業作家の定義って何だろう

確定申告のシーズンが嵐のように去っていきましたね。 少し前の話ですが、ノベルジャム2018優秀賞受賞作品『バカとバカンス』の著者・天王丸景虎さんがツイッターでこんなことを言っていました。 そもそももう業として怪しくなってきてるのを、兼業を勧める…

『その話いつまでしてんだよ』続編を書きました

NovelJam2018で出版した『その話いつまでしてんだよ』の続編、『この話いつまでするんだよ』という小説を書きました。 改稿版と同様、パスワード付き記事となっております。 杉浦昭太郎さんの作ってくださった表紙がまたかっこいいですね。 改稿版と並べると…

『この話いつまでするんだよ』(『その話いつまでしてんだよ』続編)

(表紙=杉浦昭太郎) input passphraseに「『その話いつまでしてんだよ』最終シーンにおける開演予定時刻までの残り時間」を半角数字3文字で入力し、Decryptをクリックすると作品が表示されます。 (例:残り7時間53分なら「753」) パスワードが間違ってい…

ノベルジャム2018全作品の感想+α

ノベルジャム2018、他の著者さんたちが書いた作品を一通り読んでみました。 「良いことを一言だけ」に統一したので、毒にも薬にもならないというか、ホンマに読んどるんかいという風に見えるかもしれませんが、平等を期したものなのでご理解ください。 根木…

【質問箱】第2回スーパー自作自演タイム

みなさんこんばんは。 ツイッター歴7年、一番いいねされたツイートがこれっていうフリーライターの森山です。 30万のうち8件が私ですね。 — 森山智仁@カクヨム (@bacoyama) 2018年1月16日 (しかもそんなに多くなかったですね) 今回は質問箱の自演機能を使…

即興で書いたものに値段を付けていいのだろうか

ノベルジャムは「2泊3日の短期集中で作った本を216円で売るぞ」というイベントです。 2月14日にこのような記事が出ていました。 New Honkure Posting:NovelJamの本売りについて考えたこと https://t.co/PkZTeQFvbt — 倉下 忠憲 (@rashita2) 2018年2月14日 ど…

エブリスタの裏ノベルジャム2018でふざけた小説を書きました

投稿サイト「エブリスタ」のイベントに「裏ノベルジャム」というのがありまして、 表ノベルジャムの著者も参加OKということだったので、『異世界の出版合宿イベントは「もみ放題」&「もまれまくり」でした』というふざけた小説を出しました。 テーマは「ハ…

シン・ノベルジャム2018体験記

ノベルジャム2018体験記【前編】では主に作品の審査について、 同【後編】では「自分が編集者ならどうするか」ということについて書きましたが、 実は著者としての体験記がまだでした。 というわけで遅ればせながら著者としての体験記、もとい「個人的すぎて…

原稿用紙のルールも守れない人が面白い話を書けるはずがない

タイトルは釣りです(・∀・) あのように言い切ると語弊があります。 正しくは「原稿用紙のルールを守っていない文章を僕が面白いと思うことはほぼほぼない」です。 Twitterの#NovelJamで、「行頭の一字下げ」等のことがちょっと話題になっていました。 私が細…

『その話いつまでしてんだよ』改稿版を書きました

2泊3日の出版創作イベントノベルジャム2018で、『その話いつまでしてんだよ』という短編小説を出版しました。 BCCKS / AMAZON / AUブックパス BOOK☆WALKER / ソニー Reader Store / 楽天ブックス ※価格は216円です。ぜひレビューをお願いします! 上記の商品…

改稿版『その話いつまでしてんだよ』

(表紙=杉浦昭太郎) 更新履歴―― 2018年2月12日(月)初版発行 2018年2月19日(月)改稿版発表 2018年2月20日(火)本文の前に「ご指摘の概要」を追加 2018年2月22日(木)表紙を更新! input passphraseに「最年少で叱られ役の人物の名前」を小文字のロー…

ノベルジャム2018体験記【後編】

2泊3日の出版創作イベントノベルジャム2018に著者枠で参加してきました。 体験記その2です。 その1はこちら↓ moriyamatomohito.hatenablog.com 今回は「終わってから考えた“ノベルジャムにおける編集者”の攻略法」という形で書いていきます。 僕は編集に関し…

ノベルジャム2018体験記【前編】

2泊3日の出版創作イベントノベルジャム2018に著者枠で参加してきました。 体験記その1です。 時系列的には後の話を先に書きます。 合宿最終日、「ほぼ本文のみ」によって審査が行われました。 全体の半数が何らかの賞を受賞している中、自分の作品が何の賞も…

2泊3日の出版創作イベント 「ノベルジャム2018」に参加します

ダ・ヴィンチニュース(@d_davinci)にNovelJamの記事。3日間の合宿で生まれる小説――創作イベントNoveljam(ノベルジャム)の魅力とは?生み出すのは3000字以上の小説でジャンルは問わない。3日目は生み出した小説を電子書店で販売するところまで行う。#Nove…