それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

重複投稿をやめてカクヨム一本に絞った理由

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僕は自作の小説を一時期「カクヨム」「小説家になろう」「マグネット」の3ヶ所に同時公開していました。

重複投稿は大抵「重複していることを明記すればOK」とされています。

少しでも多くの人の目に触れさせたいということで重複投稿していたのですが、去年あたり(かな?)からカクヨム1本に絞って、他のサイトではアカウントごと消してしまいました。

 

投稿サイトを比較検討した結果カクヨムが一番良いという結論に至った……わけではありません。

理由は二つあります。

 

反応が気になってしまうから

だいたいどこのサイトでもアクセス解析が付いていて、いつ、どの章を何人が見たかわかるようになっています。

興味深い情報なのですが、興味深過ぎます。

日に一度どころか、気がつけば日に何度もチェックするようになっていました。

どう考えても時間の無駄です。

アクセス解析をチラチラ見る時間は読み書きに回したほうが有益に決まっています。

 

あと、感想が付いたり付かなかったりして、そのたびに一喜一憂していました。

これも時間の無駄です。

付いた時に喜べばいいだけであって、付かないことを憂いてもどうにもなりません。

 

で、アクセスや感想の有無を気にしているうちに、自分の目指すものが「書きたいもの」から「アクセスや感想がもらえるもの」へシフトしつつありました。

 

カクヨム1本に絞った後、アクセス解析をチェックする習慣はなくなりました。

感想を書いていただけることは稀ですが、自分が他の投稿作品の感想を書いていないので、当たり前だと思っています。

 

ピックアップしてもらったから

以前、『6分の2』『異世界に行ったら負けだと思ってる』という2つの作品をカクヨム運営公式さんにピックアップしていただきました。

それで多少泊が付いたというか、他の作品・今後の作品も誰かに読んでもらえる可能性が増えただろうと考えました。

もし他のサイトでピックアップされていたらそちらに絞っただろうと思います。

 

kakuyomu.jp

kakuyomu.jp

 

僕は何も重複投稿が「浅ましい」とか「必死過ぎる」と思うわけではありません。

いわば営業努力の一つであり、ルールの範囲内です。

ただ、自分の場合は「読んでもらえるメリットより反応が気になり過ぎるデメリットのほうが大きい」と考えて、1ヶ所に絞ったというわけです。

 

最近は忙しくて全然小説が書けていませんが、今年中に長編1本は書きたい……もとい、書かないとヤバいと思っています。