創作活動
小説を作る際、タイトルや表紙はどの程度内容を開示(ネタばらし)すべきなのでしょうか。 「分野や好みによりけり」と言ってしまえばそれまでなのですが、少しだけ踏み込んで考えてみます。 あらすじが超重要 売れ行きに対しては、タイトルや表紙より、実は…
デザイナー・杉浦さんのnoteに触発されて、 思い出したことがありました。 こちらの反省レポートの続きです。 リーダーは編集者 著者・デザイナー・編集者でチームを組む時、一般的に、リーダーになるのは編集者です。 ミステリマニアがミステリに厳しく、SF…
確定申告のシーズンが嵐のように去っていきましたね。 少し前の話ですが、ノベルジャム2018優秀賞受賞作品『バカとバカンス』の著者・天王丸景虎さんがツイッターでこんなことを言っていました。 そもそももう業として怪しくなってきてるのを、兼業を勧める…
「シスターフッド」という言葉、ノベルジャム2018の講評で知りました。←勉強不足 ウーマン・リブの運動の中でよく使われた言葉で,女性解放という大きな目標に従った女性同士の連帯のこと。仲間の理解と愛情を確認し合うために使われることもあれば,これま…
みなさんこんばんは。 ツイッター歴7年、一番いいねされたツイートがこれっていうフリーライターの森山です。 30万のうち8件が私ですね。 — 森山智仁@カクヨム (@bacoyama) 2018年1月16日 (しかもそんなに多くなかったですね) 今回は質問箱の自演機能を使…
ノベルジャムは「2泊3日の短期集中で作った本を216円で売るぞ」というイベントです。 2月14日にこのような記事が出ていました。 New Honkure Posting:NovelJamの本売りについて考えたこと https://t.co/PkZTeQFvbt — 倉下 忠憲 (@rashita2) 2018年2月14日 ど…
ノベルジャム2018体験記【前編】では主に作品の審査について、 同【後編】では「自分が編集者ならどうするか」ということについて書きましたが、 実は著者としての体験記がまだでした。 というわけで遅ればせながら著者としての体験記、もとい「個人的すぎて…
タイトルは釣りです(・∀・) あのように言い切ると語弊があります。 正しくは「原稿用紙のルールを守っていない文章を僕が面白いと思うことはほぼほぼない」です。 Twitterの#NovelJamで、「行頭の一字下げ」等のことがちょっと話題になっていました。 私が細…
2泊3日の出版創作イベントノベルジャム2018に著者枠で参加してきました。 体験記その2です。 その1はこちら↓ moriyamatomohito.hatenablog.com 今回は「終わってから考えた“ノベルジャムにおける編集者”の攻略法」という形で書いていきます。 僕は編集に関し…
2泊3日の出版創作イベントノベルジャム2018に著者枠で参加してきました。 体験記その1です。 時系列的には後の話を先に書きます。 合宿最終日、「ほぼ本文のみ」によって審査が行われました。 全体の半数が何らかの賞を受賞している中、自分の作品が何の賞も…
何かの売り文句に「賛否両論」という表現を使う動機は大きく二つに分かれると考えられます。 ① 「じゃあ自分はどうだろう?」と興味を持たせたい ② ぶっちゃけ批判的な意見が多いのをごまかしたい このうち②は消極的な動機ですが、宣伝担当は魅力を伝えなけ…
もう2018年も2月ですが、ふと思い出したので振り返っておこうと思います。 甲乙つけられないので読んだ順。 リンク先は旧ブログのレビュー記事です。 // 森見登美彦さん『ペンギン・ハイウェイ』 秋月辰一郎さん『死の同心円 長崎被爆医師の記録』 村田沙耶…
Twitterのアカウント名に「@カクヨム」を付けて、最近気づいたことがあります。 それは「#RTした人の小説を読みに行く」というハッシュタグの活発さです。 このタグは読んで字の如く、「このツイートをリツイートしてくれたらあなたの作品を読みにお伺いし…
あけましておめでとうございます。 「毎週土曜日更新」と銘打って始めたこのブログ、早くも「毎週土曜日更新+α」に方向転換します(・∀・) というのは、「読んだ本や観た映画・舞台の感想は振り返りやすい形で残しておきたい」からです。 ちょっとしたレビュ…