それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

自分がもう34歳だという現実に打ち震える

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来年の1月には35歳になります。

(うあああああああ)

という思いを禁じ得ません。

 

現在の、

  • 仕事
  • 住環境
  • 人間関係 ※関わり合いになっている人間が何人もいない(・∀・)

について自分では特に不満はないのですが、

世間(田舎の親戚、みたいな視点)から見れば、

「えぇ...」

っていう感じでしょう。

 

①正社員でない

②結婚をしていない

この二つの要素が社会的な信用を大きく損なっています。

どちらか片方だけなら、

「正社員でなくても結婚ができたならまともな人なのだろう……」*1

「結婚をしていなくても正社員ならまぁまともな人なのだろう……」

と思えますが、両方が揃うと途端に危険な香りがします。

 

僕の場合、これに

③小説を書いている

というのが加わります。

「えぇ...」

というのが正常な反応です。

 

「会社で働きながら趣味で書いているならいいだろう……」

「結婚をしているならまぁとにかく何とかなっているのだろう……」

「本屋に本が出ているならプロなんだろう……」

と思えるであろうところ、僕はどれにも当てはまりません。

 

「もういい歳なんだから夢を見るのはやめて正社員になって婚活しなよ……」

的なことを、誰に言われたでもないのに、何となく「みんな」からそう思われているような気がしてなりません。

 

今の暮らしに不満はなく、貯金もなくはないのですが、どうして

(うあああああああ)

なのかと言うと、やはり34歳だからです。

 

今年2月、ノベルジャムに参加した時は「わーい選考通ったラッキー」というお気楽な気持ちでした。

当時、著者枠の平均年齢を意識していなかったので、最後までお気楽でした。

そして最近、ふとみんなの若さに気づいてしまって、震えているというわけです。

実際何歳なのかはよく知りませんが、たぶんだいたい僕より若く、タメあるいは上の人(いるのかな?)は僕より結果を出しています。

 

10コも年下(これだけ確定)の女の子が

「3年以内に賞を獲る」

などと力強く宣言しているのを見ると、

(生きててすまんな……)

という気持ちです。

*1:

剣心と巴が夫婦になったのも当初は「目立たないため」でしたからね。

古来より独身者は怪しまれる定めなのです。