それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

奥多摩三山縦走【真夏日・旅館泊】簡易レポート

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やまこです(・∀・)

 

先日の記事で書いた通り、山行の計画はこちらのブログで、記録はYouTubeでやっていくわけですが、今回は「やまこ」としての自己紹介も兼ねて、直近の「奥多摩三山一撃縦走」の簡易レポートです。

moriyamatomohito.hatenablog.com

 

計画について

  • ロングコース志向
  • 旅館を使う邪道
  • 真夏日に決行する狂気

という意味で、非常に僕らしい山だったと満足しています。

 

「奥多摩三山縦走」でGoogle検索すると、

  • ①御前山の避難小屋を利用して一泊
  • ②日帰りなら一番高い三頭山から東へ攻めるのが一般的

という感じの結果が出てきます。

 

中には、東から西へ日帰りで駆け抜けた怪物もいらっしゃいましたが、

sizenha.net

常識的に考えれば①か②の二択となります。

 

これに対して、縦走は基本的に標高を上げていきたいと思っている僕は、

「御岳山の旅館使えば行けるんじゃね?」

と考えたわけです。

 

御岳山へはもちろん自分の足で登りましたが、お風呂入ってたっぷりごちそう食べてぐっすり寝てのスタートですから、これで「奥多摩三山縦走を攻略した」と言ったらちょっと卑怯かもしれません(・∀・)

 

それに、普段からトレッキングポールを堂々と使っており、今回は膝サポーターも使いました。

使えるものは遠慮なく使っていくのが僕のスタイルです。

そのくせ何故か地図アプリだけは抵抗があって紙派なのですが……

 

計画の修正について

当初は、

  • 旅館を6:00に出発し、コースタイムの0.8倍の速度で歩いて、15:30に奥多摩湖へ下山

という計画でしたが、

1日目の感覚と水の消費具合から、

「それは無理」

と判断し、

  • 旅館を4:00に出発し、コースタイムの0.9倍の速度で歩いて、都民の森へ下山

という計画に下方修正しました。

 

また、コース作成時点では途中の山々も全部踏むつもりでしたが、

「それはまた涼しい時にやろう」

と考え、

巻ける山は全部巻きました。

 

コース状況・山行について

真夏日でしたが、木の影が守ってくれるエリアが多く、暑さはさほどではありませんでした。

  • 事前に暑熱適応の登山を2回やっておいた
  • 早朝4時に出た

のも効いたと思います。

 

暑かったのは月夜見山付近、車道沿いを歩くあたりです。

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ライダーの皆さんがスピード出して走っているので恐怖感もあります。

 

道に迷いそうなポイントは特にありませんでした。

風張峠の登山道の入り口が若干わかりにくかったぐらいです。

 

鋸山近くの大ダワ、国土地理院の地図には薄い字で「避難小屋」と書かれていますが、

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これ、トイレでした。

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緊急時は泊まれなくもないかもしれませんが臭いと思います(・∀・)

なお、水は汲めません。

 

水場に関して、「御前山避難小屋近くの水場は要煮沸」との噂だったので、あてにせず、旅館の水道で4.5ℓ汲んで持って行きました。

バスを降りた時点で残り0.5ℓでした。

車内が暑かった上に道が渋滞していて、道中より車内のほうが喉が渇いた印象なのですが、もしかしたら道中での水分補給が若干足りていなかったのかもしれません。

無論、熱中症は厳重に警戒し、塩分は摂りまくりました。

 

スマホ(au)の電波は、御岳山~大岳山と鞘口峠~三頭山は入りました。

月夜見第二駐車場~風張峠も入ると思いますが、機内モードにしていて未確認です。

 

宿について

宿泊したのは「憩山荘」です。

www.jalan.net

「朝食なしプラン」があり、早朝に発つ山屋に最適。

早出に関して煩わしいことは何もなく、宿帳にチェックアウト時刻を書いておき、鍵を置いて出ていくだけです。

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スタッフさんは親切で、料理はおいしく、お風呂もお部屋もきれいで、大満足の旅館でした。

またぜひ利用したいです。

アニメティに「歯ブラシ」・「くし」・「髭剃り」が無い点だけご注意ください。

※2021年7月時点

 

ちなみに

スタートとゴールはアクセス良好な人気観光地なので、達成しても「すごい歩き方をやっている人」には見えません。

そういう自己顕示欲とはオサラバできれば一番いいのですが、正直、三頭山のハイカーの中で「こちとら御岳山から歩いてきてんねんぞ……!」と念じずにはいられませんでした(・∀・)

 

動画でのレポートは第7回とか第8回になると思います。

どうぞご期待ください。