スポーツ全般にさっぱり興味がない僕ですが、今回のワールドカップは結構見ています。
何気なくテレビをつけたらコロンビア戦をやっていて、点が入って「うおお」となり、セネガル戦とポーランド戦はわりと自発的に見ていました。
僕は別にスポーツを憎んでいるわけではなく、4年前も8年前も見てみれば面白かったのかもしれませんが、今回面白いと感じるのはやはり
「勝ったから」
「勝てそうな感じがしたから」
です。
元々興味なかったけど今回は見ているという人は僕だけではないと思います。
すっきりさっぱり勝ち目がないのに応援するのは、根っからのサッカーファンとお祭り好きの人々だけでしょう(だけ、と言っても人口は多い)。
「勝負事は勝ち目があるから面白いんだ」
と、今回のワールドカップを見ながら実感しています。
ギャンブルも同じ
先日、こんな記事を書きました。
パチンコ・パチスロを嗜む人は着々と減っています。
現在はピーク時(1995年頃)の1/3ぐらいだそうです。
「(規制の影響で)勝てなくなったから」
厳密には、
「勝てる予感がしなくなったから」
というのが、人口減少の一因だろうと考えられます。
ゲームも同じ
僕は未だにmhxxをたまにやります。
ゲームが面白いのも「勝てる仕様になっているから」です。
余裕で無双できてしまうのはつまらないですが、頑張れば勝てるから面白いのです。
というか、勝ち目がなかったらゲームの体を成していないわけですが……
WEB小説も同じ?
バッドエンドの小説は少しも珍しいものではありませんが、「小説家になろう」に代表される、読者の平均年齢が低め(推定)の世界では、「バッドエンド」どころか「主人公が劣勢になる」だけで読者からクレームが来るという珍事が起きているそうです。
一般書籍(対義語がこれしか思い浮かばない)に比べ、
- 頭を空っぽにして読めて
- 爽快感を味わえるようなもの
を求める人が圧倒的に多いと言えます。
僕のようなカタブツの作者の作品でも読んで評価してくれる人はちゃんといて、
たいへんありがたいことだと思っていますが、今の方針で書き続けても、この世界でトップランカーになるのは難しいでしょう。
ポーランド戦終盤のボール回しについて
足立梨花さん(かわいい)は「不思議な気持ち」を表明しました。
僕の周りでは
「あれは戦術だからおk」
「批判される筋合いはない」
という声が圧倒的多数です。
僕自身は
「会場のブーイングによく耐えて頑張ってくれた」
と思う一方で、
「もし自分が会場にいて周囲がみんなブーイングしてたらどうしてたかな」
などと考えてしまいます。
フンイキの力は恐ろしいですからね……