それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

こんな旅行に行きたい

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死ぬまでに一度は見ておきたい絶景とか、

ミシュランに載ったグルメとか、

有名人が通った温泉とか、

そういった類のものは何もなくていいので、

何となくちょっとどっか行きたい――という気分です。

 

東京を離れればどこの景色もそれなりにきれいでしょうし、

土地のものならきっと何でもおいしいでしょうし、

温泉や名所は別になくてもいいのです。

普段の行動範囲の外にあって、

てきとうに木が生えたり水が流れたりしてくれていればOKです。

 

新型コロナウイルスを警戒してイベントが中止になったり、

旅行に行くのやめるという人が現れたりしていますが、

個人的にはコロナの状況とあまり関係なく人込みは避けたい派です。

 

20代の頃はよくテント旅に出かけていました。

30代に入ってからも、劇団の解散までは、

「取材」と称して(実質ほぼ観光でしたが)あちこち行っていました。

それがここ数年、冠婚葬祭でしか長距離移動をしていない気がします。

 

「行きゃあいいじゃん」

とお思いでしょうか。

おっしゃる通りです。

 

行きゃあいいのになかなか行かないのは、

やっている仕事が全部、年中無休タイプだからです。

 

基本的に土日祝日が休みならカレンダーを見て、

「お、ここ連休やんけ!」

となるはずですが、僕の場合そういうのがありません。

一日単位では休みまくっていますが、

「連休」は意図的に組まないと作れません。

そして、わざわざ調整してまで行きたい特定の場所はなく、

どこでもいいから小旅行したいな~という漠然とした気持ちなので、

それじゃあたまたま連休ができたら行くか……

というところに着地してしまっているわけです。

 

オカルトに対しては否定的な立場を取っていますが、

人間、たまには違う土地の磁場を浴びたほうがいいと考えています。

 

「それオカルトやんけ」

とお思いでしょうか。

おっしゃる通りです。