それにしても語彙が欲しい

脚本家・フリーライター森山智仁のブログです。毎週土曜or日曜(&気まぐれ)更新。

美貴ヲの劇『わたしはザリガニになりたい』の感想

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アンケート用紙がなくてSNSへどうぞ、とのことだったので率直に書きます。

面白かったです。

SNSへお書きくださいと言われても「……」となるような内容だったら何も書けません。

(昔は芝居観るたびにブログにガチの感想を書いていましたが、今はアンケにだけ本音を書いて、公には良いことしか言わないようにしています)

 

発想が自由で、次はどうなるんだろうというワクワク感がありました。

笑いの取り方も好みでした。

 

特に見事だと思ったのは、

  • 最初にガッツリ言語化して説明されたことを理解するのにめちゃくちゃ時間がかかっている
  • 冒険中に得たアイテムやスキルをちゃんと使っている

という2点です。

 

上演時間は1時間30分とコンパクトなのですが、中盤以降、ちょっと長く感じました。

いろんな男と出会って別れるというよくあるパターンに陥り、序盤のワクワク感が薄れていきました。

個人的には脱走の瞬間がピークです。

 

もしかしたら脚本的には盛り上がっているのに、会場の設備的な制約で発揮できていないのかもしれません。

「客席を包み込めていない」と感じました。

そのあたりは役者がいくら頑張ってもどうにもならないところであり、今回は「逆にスタッフワークの重要さを感じた」とも言えます。

 

盛り上がりに欠けると思い始めたのはピューロランドでした。

教会もパッとしませんでした。

ああいうエンタメをやりたいならスタッフのサポートで盛れる空間を選ぶべきだと思います。

 

あと細かいことを述べます。

  • 演劇で有意義なキスを見たのは初めてかもしれません。
  • 腐女子の演技が過剰です。表現しようとし過ぎで逆に伝わってきません。せめて一周目はリアルな鑑賞に徹するべきです。実際ああいう反応になる腐女子も世の中にはいるかもしれませんが、「ジャニヲタの演技をしてください」というオーダーでもたぶん同じ演技になるだろうと想像します。
  • シナモロール大好きワイ、あの扱いに激おこ
  • あと、非リア充ガチ勢としては「追ってきてる人おるやんけ」というのが萎えポイントでしたが、これは単なる僻みなので気にしないでください(・∀・)

 

なお、キティーで完璧なダンスをやっていた長谷川栞ちゃん@blueberry_syrup)は来年5月のプロデュース公演に出演してもらう子なので何卒よろしくお願いします。

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