それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

やっぱり全徒歩にすりゃ良かったかな

日本縦走についてのこぼれ話です。

 

moriyamatomohito.hatenablog.com

 

というわけで霧島から熊本まではバスと電車で移動したわけですが、

 

高千穂峰の山頂から北の九州山地を見た時、「あー、やっぱり全徒歩にすりゃ良かったかな」とは思いました。

開聞岳から霧島まで踏破した達成感があっただけに、空白地帯ができてしまう歯痒さが想像以上でした。

もう人と話す際にも「開聞岳から歩いてきました!」とは言えないわけです。

 

ここが空白地帯

 

登山しながら日本縦断と聞くと、田中陽希さんのグレートトラバースをご存知の方は、自然と陽希さんの名前を挙げられます。

「うち泊まったんだよー」という話も聞きました。

当然あちらに悪気は無いわけですが、名前を出されてしまうと、あの人ほど凄いことはやってないんだよなあ……と思わざるを得ないのが現実です。

 

登山史において「初登頂」が競われたように、先行者の名は輝くものです。

先を行く者は相応のリスクを背負っており、後続が後塵を拝するのは至極当然のことと言えます。

グレートトラバースの成功以降、日本縦断の登山旅は、誰がやろうとも必ず、田中陽希さんを引き合いに出されることでしょう。

まぁ仮にこちらが先行していたとしても、全徒歩どころか海まで全人力+百名山全制覇の陽希さんには敵いません。

 

寄り道をせず、休養日を減らせば、半年間で全徒歩の計画を組むこともたぶん可能でした。

でも、体裁や見栄より、好奇心と勝率を重視した自分を信じます。

今回はこれでいい。

全徒歩がやりたきゃいつかもう一度挑戦してもいいわけですからね(・∀・)

 

熊本からしばらく全徒歩です

 

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