富士山で熱中症になりかけた話
こんな動画出しといて、恥ずかしながら富士山下山完了頃に熱中症になりかけました。
(なりかけじゃなかったかも)
山行記録
症状
頭痛・からあくび
原因
人のせいにするわけではありませんが、富士山に登ったことのある知人から寒いぞ寒いぞと脅されていたため、冬用インナーなど過剰な防寒対策をしていたのが敗因です。
面倒臭がらずに下山途中のどこかで着替えるべきでした。
さすがに上着は脱いでいましたが、下山時の服装は、長袖シャツ・長ズボン・冬用インナー上下でした。
普通の富士登山と違い、それまでの2日間で体力を消耗していたのも一因でしょう。
3776の場合、最初から御来光は切って軽量化するのがベストアンサーと考えます。
富士山は山頂で御来光を見るものという思い込みがありました。
対応
須走口五合目でポカリ2本買ってバスに乗車。バス内で明らかに具合悪く、1本だけ飲む。もう1本は脇の下などを冷やすのに用いる。
駅のトイレでTシャツ・ショートパンツに着替えるついでに、冷感ボディウォッシュで全身拭く。
病院に行くことを視野に入れつつひとまずコンビニへ。水分補給より冷却すべき状態と見て、冷感タオル5本パックと冷感スプレー、アイスボックスを購入。
ベンチにて、冷感タオル1本を首に巻き、肌の出ているところを拭きつつ、アイスボックスを少しずつ食す。少し経ったらタオルをスプレーで冷やし直してまた拭く。スプレーはTシャツの腋の下にも噴射。
具合良くなってきたのでこのまま自己修復可能と判断、アイスボックスを追加購入。
さらに駅のコンビニでチョコモナカサンドと塩レモン飴と麦茶を購入し、御殿場線国府津行きに乗車。
治ってみると空腹感があり、新松田駅前で冷やしとろろそばを食う。
家の最寄りに着いてもまだ空腹感があり、冷やしラーメンを買って帰宅。
こうして見ると、エネルギー補給も不十分だったのかもしれません。
最後に
富士山は基本的に夏しか登れず、山頂で御来光を見る人が多いので、防寒対策はかなり叫ばれていますが、それと比べて熱中症対策はあまり強調されていない印象です。
森林限界を超えるので日照を避けられず、標高を下げてくると普通に暑いので、くれぐれもご注意ください。
(プリンスルート・宝永山の御来光)