パチンコ業界を復活させる方法
どうも、パチンコ・パチスロライターの森山です。
紙の雑誌にも動画にも出ていませんが一応本当にライターなんですよ……(・∀・)
周知の通り、パチンコ業界はゆっくりと(?)確実に縮小しています。
1995年に3000万人もいた遊技人口は今や1/3ほどになり、全国に18000軒以上あったホールは半分近くにまで減りました。
ここまで衰退した理由の分析や、衰退に歯止めをかけるまともな策は権威ある人々にお任せするとして、僕からは「絶対に採用されない、復活の奇策」を提案します。
それは、パチンコ・パチスロを完全会員制にするというものです。
- 身分証明書と指紋で会員登録、カード発行。
- 遊技台にカードを挿入し、指紋認証を行わないと作動しないようにする。
- 他にもいろんな機能をつける。(後述)
要はtaspoの厳しい版みたいなものです。
現状、ほとんどのホールが「ホール会員」を募集していますが、別に会員でなくても千円以上の現金があれば誰でも遊技できます。
僕が提案するのは「どこのホールであれとにかくパチンコ・パチスロをするには必須」のカードです。
まず、何故これが絶対に採用されないかというと、
- 既存のユーザーが登録を嫌がって客離れが進む
というデメリットを避けられないからです。
また、
- システムを導入するコスト
もかかります。
なお、
- 「パチンコとやらをやってみようか」と立ち寄って遊ぶことができなくなる
というデメリットもありますが、現時点でそんな人はほぼ皆無(誰かに誘われて始めるケースがほとんどのはず)なので、これは大したマイナスではないと考えます。
さて、以上のデメリットを踏まえた上で、完全会員制にどんなメリットがあるかを説明しましょう。
依存症対策になる
一定期間内の現金投資の上限を個々に設定し、オーバーしたらカードが使えない(打てない)ようにしてしまえばいいのです。
現在もホール単位で「自己申告プログラム」を行なっていますが、
カードで止めてしまったほうが楽です。
店員に相談する恥ずかしさ・店員から声をかけられる煩わしさからも解放されます。
18歳未満の遊技を防げる
そもそも「入店」させた時点でホールは責任を問われるわけですが、18歳以上でないと手に入らないカードを必須にすれば「遊技」は防げます。
入場不正を防げる
一部のホールでは朝の入場抽選で、整理券の不正な譲渡・売買が問題になっています。
整理券のクジを引かせるのでなく、カードに対して番号を発行すれば、譲渡・売買は不可能になります。(指紋が一致しないといけないのでカードの貸し借りは無効)
掛け持ち遊技を防げる
不正行為の一種である「掛け持ち遊技」が不可能になります。
出禁客を確実に排除できる
迷惑行為などで「出入り禁止」にした客は、おそらく現状、顔写真などでアナログに判別しているものと思われます。
完全会員制になったら、出禁にした客のカードを店内で無効にするというデジタルな対応が可能です。
ベース30規制を監視できる
これは客側のメリットです。
遊技中のインとアウトをカードに記録します。
一定以上のゲーム数で「ベース30規制」が守られていなかったら、カードを証拠品として、不正改造台だと通報できるようにするのです。
釘曲げの写真よりは説得力があるんじゃないでしょうか。
考えられるメリットはそんなところです。
他にももっと使い道があるかもしれません。
絶対に採用されないと最初に書きましたが、どなたか業界の偉い人、良かったら僕の案を検討してみてください。
アイディア料は100万円ぐらいでいいですよ(・∀・)