1人で遊べるボードゲームのレビューと解説②「シェフィ」
今回紹介するのはこちら。
はいかわいい。
アプリも配信されている一人用ゲームです。
記事タイトルはボードゲームで括りましたがカードしか使いません。
カードの置き方と勝利条件
- 上の列はひつじカード置き場(銀行みたいなもん)
- 中の列がフィールド(今いるひつじ)
- 下の列はイベントカード置き場(手札・山札・捨て札・追放札)
です。
なお、テーブル中央の黒いのは汚れではなく焦げですm(_ _)m
現在、世界にはひつじが1匹だけいます。
ひつじカード置き場の一番右にある「1000」のカードをフィールドに置ければゲームクリアです。
敗北条件
- フィールドのひつじが0匹になる
または、
- 山札を3回引き切った時点で「1000」のひつじカードをフィールドに置けていない
と、ゲームオーバーです。
ゲームの進め方
今回も実戦形式で紹介していきます。
まず、右下の山札からイベントカードを5枚引きます。
イベントカードはすべて使い捨てで、使うたびに手札が5枚になるように山札から補充します。
こんなことはまれですが、初期手札がこれだと進めません。
ひつじを減らす災害系のカードしかなく、手札は毎回何かしら使わないといけないので、滅亡確定です。
諦めて引き直しましょう。
今回も災害系が4枚来ました。
ひつじを増やすゲームなのに、イベントカードはひつじを減らす効果のものが充実していて、自然界の厳しさが表現されています。
この局面、災害系はどれを使っても即死なので、1手目は「増やせよ」を使うしかありません。
カードに書いてある通り、上のカード置き場から中央のフィールドに「3」のひつじカードを1枚移動します。
これで世界のひつじは4匹になりました。
1枚使ったので山札から1枚引きます。
基本はこれの繰り返しです。
引いてきたばかりの「産めよ」を使って、「3」のひつじカードを増やします。
ひつじが7匹になりました。
「対策ひつじ」が来たので、手札の「シェフィオン」を追放しましょう。
ゲーム中、イベントカードは2回シャッフルする(山札を作り直す)ことになりますが、追放したカードは混ぜなくてOKなので、危険な災害は早めに追放しておくのが吉です。
なお、「シェフィオン」は使えば即ゲームオーバーになる最恐カードです。
「地に満ちよ」を使って、「1」のひつじカードを置けるだけ置きます。
フィールドには最大7枚のひつじカードを置くことができます。
ひつじが11匹になりました。
「統率」を使い、「3」2枚と「1」4枚をまとめて「10」1枚にします。
ひつじは計11匹のまま増えていませんが、フィールドに空きができました。
手札が災害系で溢れています。
大自然厳しい。
まず「疫病」を使って「1」のひつじカードを手放します。
ごめんねひつじさん……
次に「狼」を使って「10」のひつじカードを「3」に戻します。
せっかく育てたのに……
今はひつじカードが1枚しかないので、「暴落」の災害は空振りになります。
こんな風に、なるべく被害を最小化しながら災害カードを処理するのがコツです。
「3」を「産めよ」でコピー。しかし……
コピーした「3」は即「落石」で死亡。
そんなこんなでゲームを進めていきまして……
山札を引き切った以降も手札は全部使い切らないといけません。
フィールドには「1」のひつじカードが2枚。
そして手札は、ひつじカードを3枚手放す大災害「メテオ」。
はい、ゲームオーバーです(・∀・)
ある程度慣れてくるとこういう「全滅」はほぼ避けられるようになるはずですが、問題は「規定ターン内で1000匹以上にできるか」です。
手札を使い切るたびに右の表示札を「1→10→100→1000」と回転させていき、1000になってしまったらゲームオーバー。
どうやらひつじにも良いひつじと悪いひつじがいて、勢力争いをしているようです。
ゲームクリアの一例
「300」のひつじカード4枚を「統率」して、「1000」のひつじカードを置くことができました。
フィールドのひつじの数が1000匹を超えてもクリアにはならず、あくまで「1000」のひつじカードを置かなければなりません。
何度かてきとうにプレイして、どんなイベントカードがあるか把握してからが本番です。
僕はコレクターとして製品を買いましたが、無料アプリでも十分楽しめるので、ぜひダウンロードしてみてください。
すでにお気づきの通り、各数7枚ずつのひつじカードは数字ごとに共通でなく、全部絵柄が違います。
数の表現がめっちゃかわいいので、眺めているだけでも幸せになれます。
外出自粛期間が長期戦になりそうですが、がんばって耐え抜きましょう。
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