それにしても語彙が欲しい

脚本家・フリーライター森山智仁のブログです。毎週土曜日(&気まぐれ)更新。

おれはいったい誰なんだ

f:id:moriyamatomohito:20190831232752j:plain

そろそろ名刺がなくなりそうなので新しいのを作らないといけません。

 

僕は自分の肩書きを「フリーライター」としています。

 

主な収入源が書き物に関することですが、他の仕事もしています。

一番かっこいいのは「脚本家」ですが、それだけで食えるほどの稼ぎはないです。

いっそ全部書けばいいのかもしれませんが、携わっていることをずらずらと並べて「いろんなことをやっている面白い人間なんですよw」みたいなのが正直好きになれません。

「~が、」という表現が連続しましたが、意図的なものであり深い意味はありません。

 

(そもそも友達が少ないのはさておき)身の回りにマルチワーカーがいないので、シェアできない悩み――悩みというほどのものではないかもしれない――が二つほどあります。

 

 

 

第一に、初対面の人(久々に会う親戚を含む)にうまく説明できません。

「営業をやっています」と言えば、ふつうに「へえ~」となるはずです。

「教員」でも「銀行員」でも「消防士」でも、大体のものはすんなり通るはずです。

しかし「ライターをやっています」と言った時、九分九厘「ふ~ん……?」というリアクションが返ってきます。

やむなく「ネットニュースとかを書いたりしています」と添えることで一応納得してもらっていますが、「本当に仕事してるんかこいつ……?」みたいな空気が残ります。

話がややこしくなるので「他にも色々やってまして」なんてことは口が裂けても言いません。

 

もし僕が有名雑誌に記名記事でも持っていて、その雑誌名を出せば「へえ~!」となるのでしょう。

というか逆に、有名雑誌に記名記事を持っていない「フリーライター」って、ピンと来てくれというほうが無理がありますね。

 

 

 

第二に、切り替えが意外と大変です。

マルチを始めたばかりの頃は自分の切り替えの良さにたいそう自信があったのですが、履いているわらじの数が増え過ぎるとさすがに覚束なくなるということがわかってきました。

USBハブの口の数が足りないみたいな状態です。

 

プロフェショナルというのは、一日のうちの大半、そのことばかり考えて過ごしています。

僕も実質ニート生活をしながら脚本を書いていた時は一日中脚本のことばかり考えていました。(プロフェショナルの話をしているのにニート時代を持ち出さなければならないあたりに壮大なコントラストを感じますね)

抱えている案件が多くなると、切り替えにまずまずのMPを持っていかれ、ある一つのことばかり集中して考えているという状態になかなか入れません。

 

脚本や小説のことばかり考えて年間200万円ぐらい欲しいです。(真顔)