人との距離(花視点)
何やかんや忙しいというかスッキリしない判断を強いられる場面が多いのと低気圧とで、うっすらげんなりしていました。
今日は一日中ゴロゴロしているつもりだったのですが、状態が悪化しそうな予感がして、ふと思い立ち、
魂のコンディションが悪いので、ぶらり旅で調整します。6が出たから最寄り駅から北へ6駅ね。 pic.twitter.com/UYMZSMxx5z
— 森山智仁 (@bacoyama) June 13, 2020
サイコロ振って散歩に出ました。
なお、1だと行動範囲内だったので振り直したことを告白します。
かなり強い雨の中、東武練馬駅から高島平駅までブラブラと歩いてきました。
そんな中、小さな気付き。(※本当に小さいです)
これが「板橋区立昆虫公園」のあじさい。
そしてこれが町なかのあじさい。
もしかしたら種類とか生育段階の違いもあるのかもしれませんが、明らかに前者――つまり自然の中にあって人や車がひっきりなしに通らないところに咲いているあじさいのほうが鮮やかで瑞々しく肉厚で、こんなに違うものかと驚きました。
後者は町なかと言っても車道沿いではなく、すぐ向かいが公園の歩道沿いです。
中央分離帯の花壇なんかはきっと排ガスか何かの影響を受けているんだろうと想像できますが、通行人からどんなダメージを受けているのでしょうか。
単純に公園は管理が行き届いているだけというオチも考えられます。
ただ、僕の受けた印象としては、
「花は自然の中にいたがっている」
「人間とは離れたがっている」
と感じました。
道ばたに花が咲いていると、きれいで、嬉しいものです。
しかし、花が最高のパフォーマンスを発揮できるのは人の生活圏との距離が一定以上離れている自然の中なのだろうと思います。
共生・共存は結構難しいのかもしれません。
ソーシャルディタンスという言葉はもうすっかり定着しましたが、今日はナチュラルディスタンス(造語)について考えた土曜日でした。