公開登山届:北高尾山稜縦走
高尾駅から北高尾山稜縦走ルートを取って相模湖駅まで歩いてみます。
かすかに越境してしまいますが許容範囲内と判断しますm(_ _)m
今回のテーマは「百歩法」(造語)の実験です。
単独行のレジェンド・加藤文太郎はこんなことをやっていたそうです。
歩いた距離を鉛筆で、地図の余白にかきこみ、合計が百メートルになると地図にその行跡を二ミリの長さに記入した。吹雪になるとまた視界は消えた。だが彼は、地図と磁石と歩数で行跡図を書いていくことはやめなかった。
――新田次郎『孤高の人』(上巻)
直線上で現在値を把握するには、
- 周囲の地形を見て判断
- 歩いた距離から判断
の二通りが考えられ、後者を用いるには、一定時間または一定歩数で何メートル進むのかというデータが必要です。
今回はそのデータ取りとなります。
ひたすら百歩カウントして地図に印を打っていき、帰ってから検証します。
平地・登り・下りでどの程度変わるかにも注目です。
下山ルートは一応「熟達者向き」と書かれている「矢ノ音南尾根」で考えていますが、ちょっと見て危なそうならやめておきます。