それにしても語彙が欲しい

脚本家/フリーライター・森山智仁のブログです。ほぼ登山ブログになってしまいました。

戸倉三山縦走をやってきました

12月13日、すぎうらさんと一緒に、ひたすらキツいばかりで眺望は良くないドM御用達コースと噂の戸倉三山縦走をやってきました。

 

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コース定数は約40。

日帰りでは記録更新です。

諸々のリスクを考えると、日照が長くて暑くもない理想的なシーズンでも、日帰りでは50程度が普通の人間の限界値かもしれません。

 

始発にて武蔵五日市駅へ。

車窓から朝日が見えました。

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市街地を南下して秋川を渡り、風情ある広徳寺総門の手前を左へ。

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ここはGoogleマップには乗っていない道で、地図で見てもややこしいところでしたが、立て札があったので何とかなりました。

マイナーな低山だと登山道に入るまでが一番迷いやすい説、あると思います。

 

新多摩変電所の脇を通って、

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8:00、今熊神社からまずは今熊山を目指します。

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登り始めて10分ほどでこんな風に町を見下ろせて、

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わずか20分で登頂(・∀・)

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今熊山単独なら高尾山未満のお手軽コースですが、今回の本番はここから。

まだ「三山」の一つですらありません。

 

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変電所が近いためか、鉄塔を頻繁に見かけます。

いつも電気をありがとうと思いながら歩いていきます。

 

9:10、狩寄山に到着。

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軽く行動食を腹に入れます。

 

狩寄山と入山峠の間に、ススキがわっと広がっていてまるであの世みたいに美しい場所があるのですが、

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景観を楽しむ場所は数えるほどしかなく、木々の間の地味なアップダウンを延々繰り返して西へ向かいます。

なるほど、これが戸倉三山か……(笑顔)

 

立ち止まって一休みしたところにナナフシがいました。

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かわヨ(・∀・)❤️

 

11:00、市道山に到着。

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この標識と逆方向に、高尾山以外で初めて登った丹沢の大山が(たぶん)見えました。

ちなみに、狩寄山〜市道山のコースタイム「約2時間半」は、数多ある縦走コースの中でも(名称付きピーク間としては)異例の長さだと思われます。

 

北上して12:00、臼杵山に到着。

相当速いペースで来たので、まぁ少しのんびりしようと、お茶をいれます。

 

突然ですがここでクイズです。

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この画像の間違いを探してください(・∀・)

 

おわかりいただけただろうか。

答えは「クッカーの取っ手を開かずに火にかけている」です。

少量のお湯を沸かす程度ならセーフでしたが、最悪持てないほど熱くなって詰むのでご注意ください。

 

臼杵山の北にはなかなか眺めの良いところがあります。

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このあたりでさすがに膝が痛くなってきました。

やっぱりサポーターを買おう……と心に決めつつ、13:00頃、無事下山。

 

宿泊もできるという「瀬音の湯」に入り、缶ビールとおつまみこんにゃくでフィニッシュです。

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膝にはキましたが、スタミナはだいぶ残せました。

ただ、今回はすぎうらさんに終始先導してもらったのがかなり大きかったと思っています。

後列には後列の役割がありますが、不安なく歩いている時と緊迫している時とでは消耗の度合いがかなり違います。

どんなに体力がついても油断せずやっていきたいものです。