誰もいない山に一人で登ってきました
上野原駅から山に登って梁川駅に下りてくるということをやってきました。
相模湖駅エンドや藤野駅スタートの登山をやって、このまま中央本線を西へ西へと攻めてみたくなったわけです。
四方津駅をスキップするのはそれだと短過ぎるからです。
平日ということもあってか、最初から最後までマジで誰とも遭遇せず、個人的にはこのうえなく快適でしたが、傍目から見たら奇行でしかないと思います。
山という山が該当しそうな「山梨百名山」にかすりもせず、眺望もなく、ただひたすらキツいだけで、戸倉三山のような「キツくて有名」のネームバリューすらありません。
しかも戸倉三山よりキツかった気がします(コース定数は同じ40)。
朝7:00、上野原駅の南口から桂川を渡ります。
静かな住宅地を通って山へと近づいていきます。
まずは御前山(484m)へ……
いや、勾配エグいな!?
そこら中にロープが張ってあり、捕まりながら進むのがやっとです。
あっという間に汗だくに。
登り切ってもこんな感じで眺望はなく、
下りもまたキツい急坂です。
このあたりはちょっとだけ視界が開けていました。
9:20、高塚山(733m)に到着。
いいペースで来ているので、アップルティーで小休止です。
ここがこの日のコースで一番眺めの良いところでした。
あとはもうひたすら木々の間を登り下りするトレーニングです(笑顔)。
10:10、いったん車道と合流して、怪しげな山道に再び入っていきます。
「大地峠」というかっこいい名前の峠を通過。
10:50、矢平山(860m)に到着。
餅入りカレーメシを作ります。
11:30、丸ツヅク山(727m)という不思議な名前の山に到着。
広々としていてテントを張りたくなります。
こういう開けたところから下りる時はルートファインディング要注意です。
一瞬変な方向に行きかけました。
低山でも地図はよく見ましょう(戒め)。
道中はずっとこんな感じの静かな山です。
行楽シーズンでも人通りは相当少ないものと思われます。
正午過ぎ、名も無きピークから棚田が見えました。
棚田ってどうしてこう心をくすぐられるのでしょうか。
13:10、立野峠に到着。
歌うと楽しい……?
どういうこと……?
そりゃあ歌ったら楽しいかもしれないが……
13:20、倉岳山水場に到着。
「歌うと楽しい」の意味はまったくわかりませんでしたが、水はおいしかったです(・∀・)
さすがに膝が痛み始めたので庇いながら下りていき、14:10、林道を脱出。
今回は「休憩込みでコースタイムの0.9倍」で計画してきましたが、ちょうどぐらいでした。
日帰り装備なら今後もこの考え方で良さそうです。
あのへんの山々を渡ってきたわけです。
中央本線西下作戦、次回は鳥沢駅〜大月駅をやる予定です。
笹子駅からと塩山駅からのはもうやったので、あとは甲斐大和駅や勝沼ぶどう郷駅から何かやれば、高尾〜塩山のスタンプラリーをほぼ制したことになります。
だから何だという話ですが(・∀・)