缶詰修行のお知らせとお題投稿のお願い
本日(8月9日)、文京区の旅館「鳳明館」の文豪缶詰プランというのを予約してあります。
旅館の一室で自由に作品書いてどうぞというものです。
本郷が一大旅館街だったことをご存知ですか?
文京区本郷はかつて、100軒近くの旅館が軒を連ねていました。
現在は鳳明館3館と更新館を残すのみ。
2014年に閉館した太栄館(蓋平館別荘)は、現在放映中のアニメ『啄木鳥探偵處』でも舞台となっており、石川啄木氏や金田一京助氏にゆかりのある旅館です。北原白秋氏等も文芸雑誌『スバル』の編集のために滞在しています。
本郷が一大旅館街になるキッカケとなった朝陽館(明治37年創業)は、2016年に閉館しました。こちらは手塚治虫氏が編集者に外から見張られながら執筆した部屋があったそうです。これぞ缶詰!
鳳明館で使用している備品の中には、閉館してしまった旅館から引き取ったものもあります。かつての旅館街の風景は、今でも本郷に息づいています。
新型コロナの影響は甚大ではありますが、「あえて今だから」できることや「無理をせずありのまま」の環境を利用し、少しでも楽しく乗り切ることができればと思っております。
【#文豪缶詰プラン】
— YASOSUKE【&鳳明館企画営業部】 (@yasosuke80) July 28, 2020
第三弾分(7/25,8/9,8/15)は完売しました。
先生方、ありがとうございました!
キャンセルが出た場合は、また日帰りのみ再募集する可能性があります。
次の日程は、9月と11月にて調整中です。日程固まり次第、発信させていただきます。https://t.co/OKxQNLNmkI pic.twitter.com/kvMnNaPtSI
今回は新作の執筆ではなく、
「時間いっぱい三題噺を書き続ける」
という修行をやります。
※三題噺とは
三題噺(さんだいばなし)とは、落語の形態の一種で、客席から3つの言葉をもらい、それを織り込んでその場で話を作るという即興演目のことです。有名なものに「酔っぱらい」「財布」「芝浜」というお題からできた落語演目で芝浜があります。
Twitterでお題を募集し、3つのお題を使って1000字前後のショートショートをひたすら書き続けます。
12:00チェックイン~23:00チェックアウトなので、セッティングと片付けと休憩を引いて10時間。
最低でも1時間に1本、計10本をノルマとします。
三題噺はNOVEL DAYSによく投稿させていただいているのですが、
連続で何本も書いたことはないので、果たしてどうなることやらわかりません(・∀・)
8月9日正午以降、お1人様1単語、Twitterのリプでお気軽にお題をお寄せください。
作品は書いたそばからNOVEL DAYSに投稿して、リプ返でお知らせします。
よろしくお願いします!
明日、鳳明館の #文豪缶詰プラン で、「時間いっぱい三題噺を書き続ける」という修行をやります(・∀・)! 8月9日正午以降、お1人様1単語、お気軽にお題をお寄せください。3つ集まり次第どんどん書いていきます。 https://t.co/bZuTxXI2z0
— 森山智仁 (@bacoyama) August 8, 2020